原因不明…秋田新幹線こまち 車両トラブルで緊急停車 区間運休や遅れが相次ぐ
20日昼前、岩手県雫石町を走行していた上りの秋田新幹線が、車両トラブルのため、緊急停車しました。
約1時間半後に運転を再開しましたが、この影響で、区間運休や遅れが相次ぎました。
20日昼過ぎ、JR秋田駅の改札付近には、切符の変更や運行状況を確かめる人たちの長い列が出来ていました。
東京へ向かう男性
「仕事の帰りで、それで東京の方に戻るところなんですけど、はい」
「どういう状態なのか分からなくて聞こうかなと思った時に」
盛岡に向かう女性
「遊びに来ていて、帰るのに」
「初めてなので、こんな感じになるんだと思って」
JR東日本秋田支社によりますと、午前11時半ごろ、岩手県雫石町を走行していた上りのこまち18号で、車両トラブルの表示が出て、緊急停止しました。
点検で異常は見つからず、約30分後に運転を再開しましたが、列車は再び緊急停車。
午後1時前に運転を再開してからは、車両トラブルの表示は出ていないということです。
この影響で、秋田新幹線は、秋田駅と盛岡駅の間で上り下り合わせて5本が区間運休したほか、4本に最大で90分の遅れが出ました。
JR東日本秋田支社は、車両トラブルの表示が出た原因は特定できていないと説明しています。