秋田からグローバルリーダーに!国際教養大学から227人が卒業 恒例の"ハットトス"も
秋田市の国際教養大学で卒業式が行われ、227人が新たな一歩を踏み出しました。
国際教養大学の卒業式ならではの光景も見られ、卒業生が、グローバルな社会での活躍を誓いました。
式に出席したのは、国際教養大学と大学院を巣立つ227人のうち184人です。
コロナ禍で入学し、初めは授業がすべてオンラインだったという今年の卒業生たち。それでも、英語で行われる授業や1年間の寮生活、それに海外留学など、多くの試練に挑み、乗り越えてきました。
卒業生代表あいさつ大阪出身 林真白さん
「我が大学が掲げる『Be a Global Leader』の信条のもと、私たちはきょう、ここ秋田から世界各地に羽ばたいていきます。私たちが切り開いた明るい未来のもと、また仲間たちと再会し、笑いあえる日々を心待ちにしています」
英語力はもちろん、独自のカリキュラムで育まれる主体性などが評価され、毎年、企業から引く手あまたの学生たち。今年も、就職を希望する学生のほぼ全員が内定を得ているということです。
秋田出身 IT企業に就職 石井明香里さん
「図書館とかが24時間開いているので、結構深夜とかに友達と課題をしたりとか、しゃべったりして、そういう時間が一番楽しかったなと思います」
滋賀出身 IT企業に就職 藤田進太郎さん
「4月から新卒で1年目ということですけれども、その肩書きにとらわれずに、自分ができることであったりっていうことはちゃんと行動力を伴って、社内で少しでも貢献できたらなというふうに思っています」
式を締めくくるのは、恒例の「ハットトス」。角帽を一斉に投げて門出を祝う、アメリカ生まれの行事です。卒業生はそれぞれグローバルな社会での活躍を誓いました。
「3、2、はい!」「いえーい!」