「イモワングランプリ」高校生と小学生が大切に育てたサツマイモを収穫 今後は商品開発も
湯沢市の高校生と小学生が、自分たちで植えたサツマイモを収穫しました。
今後は、地元の菓子店などと協力しながら、サツマイモを使った商品開発にも取り組みます。
湯沢青年会議所 奥山和宣さん
「農業というのは、身近にあって分かっているようでなかなか体験とかしないと分からない部分もたくさんあると思います。農薬を使わず、除草剤も使っていません。なので安心安全な農作物」
湯沢青年会議所は、地元の基幹産業の農業に関心を持ってもらおうと、地域の子どもたちと一緒に野菜の栽培に取り組んでいます。
7日は、湯沢市の高校生と小学生約170人が15の班に分かれて、5月に自分たちで植えたサツマイモ3000本あまりを収穫しました。
今回取り組んだのは、化学肥料や農薬を使わない、いわゆる有機栽培です。
高校生が中心となり、放課後などの時間に、草取りやツルのせん定などの手入れをしてきました。
「イモワングランプリ」と名づけられた、7日の収穫。
参加者は、班ごとに本数などを競いながら、次々とイモを掘り出していきました。
女子児童
「いままでしたこともなかったので初めてでとってもうれしいです」
男子児童
「とれるやつととれないやつがあって工夫してやるのが楽しいです」
女子生徒
「より感謝の気持ちを持って食べ物に向き合えるので、幅広い世代の人たちがこれから農業にどんどん携わっていってほしいなと思います」
収穫した約3000本のサツマイモは、各家庭に持ち帰って食べるほか、地元の菓子店などと協力し、商品開発にも取り組んでいくということです。