スポーツ大会で高齢者が交流を深める 60歳以上の320人が汗 秋田市
秋田市で健康づくりを目的としたスポーツ大会が開かれました。参加したのは60歳以上の約320人で、最高齢は90歳。体を動かしながら、交流を深めました。
市老連副会長 櫻田清一さん
「え~これより第44回秋田市老人クラブ連合会健康増進スポーツ大会を開催致します」
このスポーツ大会は、会員の健康で生きがいのある生活を送ってもらおうと「秋田市老人クラブ連合会」が開いています。
44回目となった今年は、市内8地区のクラブに所属する60歳以上の約320人が参加しました。最高齢は90歳です。
今年からは、1種目に参加できる人数を増やしたり、地区ごとに総合得点を争うのを廃止したりして、競い合う大会ではなく、交流を一番の目的とした形で実施されました。
参加者は、スティックを使ってボールを穴に入れて得点する「スカットボール」や「輪投げ」など4種目に汗を流し、交流を深めました。
山田ツヤ子さん(76歳)
「1年に1回しか会わないでしょ?ほかのチームね。しばらくだね~とか、頑張ってるか~とか声かけたりします」
嵯峨正利さん(89歳)
「自分たちのクラブだけでなく、こういう風に、和気あいあいに過ごせることが大変よろしいと思っています」
秋田市老人クラブ連合会は、これからも高齢者同士の交流をすすめ、健康づくりに努めていくことにしています。