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【密着】24時間営業の食堂 深夜に食べる“私のごはん”『every.特集』

2023年9月16日 19:00
【密着】24時間営業の食堂  深夜に食べる“私のごはん”『every.特集』

東京スカイツリーを望む街角。終電後の真夜中になっても明かりがともる場所がある。24時間営業の食堂だ。店内に入ってみると、意外なことにたくさんのお客さんがいた。カウンター席とテーブル席があり、和洋中、手作りのおかずがおよそ60品もある。肉豆腐は300円、酢豚は350円とお手頃な値段で、食べたい小皿を選んでの夕食となる。

午前1時に1人で食事をとる男性は、仕事が終わっての食事だという。真夜中のメニューは、なすの煮浸しや春雨の炒め物など。「自宅がすぐそこだから」という男性。浅草近辺に工房を持つ職人で、お盆の休み明けで注文がたまり、連日夜遅くまで作業をしていた。彼が手仕事で作り出しているものを聞いてみると、浅草の職人ならではの答えが返ってくる。

一方、午前0時40分に仲の良さそうなカップルを見つけた。近所に住んでいて、以前食べただし巻き卵を目当てに来店した。二人は交際4か月で同じ会社に勤めているという。お店をハシゴしここは3軒目。前祝いに乾杯していた。実は二人はこの翌日、ある重大なイベントが控えていたのだった。

さらに外国人観光客のグループやサウナ帰りのサラリーマン二人連れなど、様々な人々が深夜にこのお店にたどり着いていた。そんな中、カウンターでポツンとひとり、食事をする若者の姿があった。夜の仕事が終わったあとに食べに来たそう。25歳の男性で働きづめの最後にガッツリ系のメニューで空腹を満たすのが日課だ。「こういったご飯で気持ちを和らげてます」という。気持ちを和らげる、という言葉が気になり聞いてみると、彼は仕事についてある思いを抱え、この場所に来ていたのだった。様々な事情を抱えて真夜中の食堂に集う人たちに聞いた、あなたはなぜここに?


※詳しくは動画をご覧ください。(2023年9月13日放送「news every.」より)

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