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伝統の「カツオの生節」作り最盛期 三重・尾鷲市

2024年7月15日 11:57
伝統の「カツオの生節」作り最盛期 三重・尾鷲市

三重県尾鷲市で特産の「カツオの生節(なまぶし)」作りが最盛期を迎え、作業に追われています。

尾鷲市の「大瀬勇商店」では、初ガツオがとれる3月から秋の戻りガツオがとれる10月にかけて、伝統の生節作りを行っています。

生節はカツオをゆでて、いぶして作る燻製で、鰹節になる一歩手前の状態です。

3枚に下ろしたカツオを臭い消しの薬草とともに3時間ほど釜ゆでにします。

ゆで上がったカツオを水洗いし、2時間ほどいぶすと、きつね色に変わり、香ばしい香りがただよいます。

大瀬勇商店 大瀬勇人さん:
「今年は新鮮なカツオがたくさんとれているので、出来としては申し分ない」

今年はカツオの水揚げが多く、品質の良いものが出来ているということです。

カツオの生節作りは10月ごろまで続き、全国に出荷されます。

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