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冬にしか味わえない生酒を真夏にも 「雪中酒」の蔵出し作業始まる 岐阜・飛騨市

2024年7月10日 19:04
冬にしか味わえない生酒を真夏にも 「雪中酒」の蔵出し作業始まる 岐阜・飛騨市
岐阜県飛騨市の特産品「雪中酒」の蔵出し作業が始まっています。

豪雪地帯で知られる飛騨市河合町の特産品「雪中酒」は、冬にしか味わえない熟成された生酒を真夏にも楽しんでもらい、村おこしに繋げようと、30年ほど前に考え出されたものです。

10日朝は、天然の雪室で3か月間熟成された雪中酒と、桃の花の小枝、そして、雪を入れ、箱詰めされていきました。

今年は雪が少なく、雪室の大きさが例年の3分の2ほどしか作れず苦労したそうですが、蔵の中は0℃前後に保てたため、例年通りのまろやかでフルーティな味に仕上がったそうです。

夏の贈り物として人気の「雪中酒」は7月17日まで注文を受け付けており、7月下旬までに約3500本限定で全国各地に届けられます。

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