飛騨地方の一月遅れのひな祭を前に 5色の「ひし餅作り」 岐阜・高山市
岐阜県高山市一之宮町で、40年ほど前から有志10人が「地域の特産になれば」とひし餅を作ってきましたが、今では民宿を営む水野美代子さんがひとりで作業にあたっています。
ひし餅の5つの色は、『雪を表す「白」、雪解けの後の土の「茶色」、「緑」の草が茂り、「ピンク」の花が咲いて「黄色」の実がなる』という意味が込められていて、地元で作られたキビやヨモギ、赤かぶにカボチャなどで色をつけます。
水野美代子さん:
「せっかくのひな祭りなので楽しんで食べてくれれば」
ひし餅作りは、3月末まで続けられ、高山のアンテナショップや4月に行われる「生きびなまつり」などで販売されます。
最終更新日:2025年3月17日 16:30