“旅先で楽しみたい横丁”1位は「おかげ横丁」!7位の岐阜県「でこなる横丁」は“二軒目選び”にもオススメ
旅行情報誌「じゃらん」が、47都道府県在住の20代~50代の1034名を対象に、“旅先で楽しみたい横丁”をテーマにアンケートを実施。集計結果をもとに、「旅先で楽しみたい横丁」ランキングを発表しました。
日本全国の“横丁”がランクインするなか、三重県の『おかげ横丁』が1位を獲得。さらに7位には岐阜県の『でこなる横丁』が選ばれるなど、東海エリアから2つの横丁がランクインしました。
『おかげ横丁』と『でこなる横丁』が人気を集める理由とは。中京テレビ「キャッチ!」のコーナー「今だからアレが見たい」に出演している、「東海じゃらん」編集長・芝谷千惠子さんに聞きました。
芝谷編集長曰く、「伊勢神宮・内宮へと続く門前町の一画に広がるにぎやかな横丁」だという『おかげ横丁』。伊勢の名物「赤福」ほか、三重県の郷土料理や特産品、お土産店などが揃い、昔ながらの風情ある横丁で伊勢名物を堪能できるところが魅力なのだそう。楽しみ方のコツについて、「内宮参拝の行きや帰りにグルメや買い物をぜひ楽しんください」と芝谷編集長は話します。
『おかげ横丁』には、新しいお店も続々と登場。2023年12月には伊勢赤どりや伊勢どりの鶏料理専門店『横丁とりぶん倭』、さらに今年3月には『伊勢 ゑびす ひらき屋』、4月には『味匠館 森下酒店』がオープンしているそう。芝谷編集長によると、『伊勢 ゑびす ひらき屋』は地元の漁師たちが鮮度の高い魚介をシンプルな浜焼きスタイルで提供する専門店。店内では、名物「さめのたれ」など干物類の販売もしているそうです。
岐阜県の『でこなる横丁』は、以前「キャッチ!」にて、芝谷編集長がオススメしたスポットのひとつ。「地元グルメをお値打ち価格で楽しめ、射的場なども揃う高山の夜の名所。お祭り気分が味わえる賑やかな雰囲気が魅力です」と芝谷編集長は話します。続けて、「テイクアウトのしめパフェ専門店などもあり、遅い時間まで開いているので、2軒目やシメに立ち寄るのもおすすめです」と、『でこなる横丁』ならではの楽しみ方についても教えてくれました。
そのほかトップ10には、食べ歩きが楽しめるところから、はしご酒が満喫できるところまで個性豊かな横丁がランクイン。2位は北海道「函館ひかりの屋台 大門横丁」、3位は大分県「やすらぎ湯の坪横丁」、4位は鹿児島県「天文館かごしま横丁」、5位は大阪府「なにわ食いしんぼ横丁」、6位は東京都「新宿西口 思い出横丁」、7位は青森県「八戸屋台村 みろく横丁」、9位は静岡県「青葉横丁」、10位は大阪府「法善寺横丁」が名を連ねました。
昭和レトロの面影が残る日本の横丁。その土地ならではの郷土料理が味わえるだけでなく、ノスタルジックな雰囲気に没入できるのも注目ポイントです。