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鳥インフルエンザ過去最多ペース 宮崎県が緊急防疫会議

2024年11月22日 18:59

これから渡り鳥が増える季節、全国では、過去最多のペースで鳥インフルエンザが発生しています。国は21日、都道府県に対し、防疫対策の徹底を呼びかけました。

(江藤拓農相)
「令和4年(2022年)シーズンのように鳥インフルエンザが大量発生すれば、卵の需給や価格、国民の皆様方の食卓にも大変な影響を及ぼすことがあります」

鳥インフルエンザは、10月17日に北海道で最初の陽性が確認されて以降、11月21日までに8つの道県で10例発生。過去最多の発生が確認された2022年に匹敵するペースです。

江藤拓農林水産大臣は21日の緊急会議で、都道府県に対し、防疫対策の徹底を呼びかけました。

これを受け、宮崎県は22日、県内でも鳥インフルエンザの発生リスクが高まっているとして、緊急防疫会議を開きました。会議には、市町村の担当者や畜産関係団体などから約150人が出席しました。

(県家畜防疫対策課 坂元和樹課長) 
「まず、農場で発生させないことが大事。すべての農場の人が、もれなく、隙なく、侵入防止対策を徹底していただくことが大事」

(県養鶏農業協同組合 赤木八寿夫組合長)
「9月後半から3月まで、半年以上は鳥インフルエンザ警戒シーズンだと思って対策している。緊張感を保ったまま、今を迎えている」

会議では、殺処分や移動制限、消毒ポイントの設置など、発生後の対応などが説明され、「最大限の警戒」を呼びかけました。

最終更新日:2024年11月22日 20:08
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