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青モミジの新緑と80匹の鯉のぼりが織りなす“春の風物詩”、今年のGWは5月6日まで公開

2024年5月1日 17:54
青モミジの新緑と80匹の鯉のぼりが織りなす“春の風物詩”、今年のGWは5月6日まで公開
2023年開催時の様子

文化庁から国の登録有形文化財に認定され、国の重要文化財である「群馬県碓氷トンネル群」と「北陸線トンネル群」と共に、“日本三大廃線トンネル群”と呼ばれる愛知県春日井市の「愛岐トンネル群」。

県下最大のモミジ巨木をはじめ、明治時代に建設された1.7㎞の廃線上には200本を超えるモミジが自生する日本でも珍しいエリアで、春には青モミジの新緑を楽しむことができます。普段は施錠され立ち入り禁止エリアとなっていますが、毎年春には青モミジの廃線ウォーク「春の特別公開」を実施。今年で31回目の開催を迎え、多くの人々に“春の風物詩”として親しまれてきました。

今年の「春の特別公開」は、5月2日(木)~6日(月)の5日間開催。当時の臨場感を伝えるため、トンネルの入口には、蒸気機関車D51の原寸大・大幕を掲示。また、市民らから寄贈された80匹の鯉のぼりが空を彩ります。アルプホルンなどのコンサート演奏に耳を傾けながら眺める、トンネル群に映える青々としたモミジも格別です。

見学料は1人100円。受付はJR中央線「定光寺」駅下車3分の入り口で行われており、事前申し込みは不要。公開期間中は、旧国鉄中央線3号~6号トンネルと廃線跡地を散策することができます。

例年、GW前半の4月末までの開催となっていましたが、今年は初めて5月5日のこどもの日を含めた期間に開催。担当者は、「春モミジ・青モミジと言われ始めていますが、近場のスポットで萌黄色のモミジの風情を感じながら、癒しの時間を過ごしていただきたいです」と見どころを語りました。

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