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北京五輪応援企画!世界のスープ第6弾! オランダ2日目から名前が変わる謎のスープ&スイスぷちぷち食感の大麦スープ

2022年2月15日 8:11
北京五輪応援企画!世界のスープ第6弾! オランダ2日目から名前が変わる謎のスープ&スイスぷちぷち食感の大麦スープ

今回は、冬季五輪でも強豪国のオランダとスイスのスープを特集。

まずはエンドウ豆を使ったオランダのエルテンスープ。現地ではスーパーに具材セットが売られるほどの国民食で、家庭ごとに味が違うまさにおふくろの味といわれるスープです。しかし、このスープには、ちょっと変わった特徴がありました。

一方、スイスのスープは、山深い地域で食べられるスープ。その名もビュンドナーゲルシュテンズッペ。その味とは?

■オランダ・エルテンスープ

今回は東京・国分寺市にあるお店を取材。オランダ出身のスタッフ・ヴェーラさんとハナさんが出迎え、本場のエルテンスープを作ってもらいました。

材料はエンドウ豆をベースに、にんじん・玉ねぎ・ソーセージ・豚肉などを入れ1時間以上かけて煮込みます。味付けは塩とコショウだけとシンプル。しかし、その味は豆や野菜の甘みと肉の塩気で抜群のおいしさ!さらにこのスープ、2日目以降は呼び名も変わるんです。その名も“スネルト”。その理由とは?

■スイス・ビュンドナーゲルシュテンズッペ

一方、スイスのスープは南東部にあるグラウビュンデン州のスープ、その名も「ビュンドナーゲルシュテンズッペ」。ビュンドナーとはグラウビュンデン州のこと、ゲルシュテンとは、スイスの公用語の一つドイツ語で大麦、ズッペはスープのことです。つまり大麦のスープ。牛乳や生クリームを使っているので真っ白なスープです。

このスープは、山深い地域のスープなので、具材は干し肉などの保存食を使っているそうです。大麦も保存食の一つとして重宝され、大麦のぷちぷちとした食感が特徴のスープなんです。熱々のスープにチーズをトッピングすると、コクが出てより濃厚な味わいになるそうです。

温かい世界のスープを飲みながら北京五輪を楽しみましょう!