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家族で移住“里山暮らし”…母の決意!農家に挑戦

2022年6月24日 17:23
家族で移住“里山暮らし”…母の決意!農家に挑戦

2年前に都会のマンションを離れ、里山暮らしを始めた氏原さん一家。IT関係の仕事をしている父親の「子供たちに都会ではできない経験をさせたい」という思いからだった。コロナ過でリモートが増えたこともあった。

パソコン教室の先生をしていた母、まゆかさんも移住に賛成し、今も田園風景が残る千葉の久留里に一家で引っ越した。長女・聖菜さんを筆頭に4人の子供たちも自然豊かな暮らしを楽しむようになっていった。

ところが、母、まゆかさんの生き方には大きな変化が起きる。自然に親しみながら日々の中、あることに気が付いた。この地域は農家の高齢化が進み、多くの農地が耕されることなく荒れ地状態になっていたのだ。

「向こうに見えるのが30年放棄された農地」まゆかさんが指さす先には荒れ放題になった一角があった。まゆかさんは決意した。「自分の手でこの土地を復活させたい」そして農業を始める。目指すのは「オリーブ園」実は千葉県は、気温や降水量などがオリーブ栽培に適していると言われていた。

学校で農業を学び、農家をするための資格も取得。38歳にして農家デビューを果たす。しかし、長年放置された農地の再生をひとりでやるのは限界があった。

思い立ったら即行動のまゆかさん、なんと、小さなトラクターを購入し再生に向け動き始めた。いよいよ「オリーブの苗木」を植えようとしたその時、新たな問題が立ちはだかる。

「イノシシ」らしき足跡を見つけたのだ。この地域では野生動物による農業被害が頻発していた。「イノシシの襲来」が迫っている。このままではオリ-ブを守り育てることが出来ない。そこでまゆかさん、持ち前の行動力で「ある作戦」に出るー

※詳しくは動画をご覧ください。(2022年6月24日放送「news every.」より)