400メートルリレーで世界新記録を 90代ランナー4人の挑戦
敬老の日に開催された陸上大会。世界新記録を狙い、90歳以上のランナー4人が400メートルリレーに挑みました。
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敬老の日の9月19日、青森・弘前市で陸上大会が行われました。参加できるのは18歳以上ですが、その中には高齢のアスリートたちの姿もありました。
集まったのは90歳以上のベテランランナー。その彼らが狙っていたのがリレーの世界新記録です。
Q.世界記録更新に向けては?
田中博男さん(91)
「大丈夫だと思います」
参加したのは90歳から94歳のクラスで、実はこれまでの世界記録は去年、彼らが出した記録、「1分43秒69」です。あらたな記録を目指し、準備運動やリレーで重要なバトンの受け渡しなど、レースぎりぎりまで入念なチェックを欠かしません。
そして行われた400メートルリレーの決勝。順調にバトンをつなぎアンカーへ。そして90代とは思えない力強い走りでゴール。結果は「1分33秒52」で、世界記録を10秒以上上回る好タイムを記録し、見事、世界記録を更新しました。
さらに、そのあとに行われた1600メートルリレーでも記録を更新し、ダブルで世界新記録を達成したのです。
Q.自分の走りは100点満点中何点ですか?
敦賀又四郎さん(93)
「100% オッケー」