【果敢】「すぐ火を消さなきゃと思って」11歳と7歳の兄弟に感謝状 家庭用のホースで火災を初期消火 福岡
自宅近くで起きた火災の初期消火を行ったとして、福岡県久留米市の小学5年と2年の兄弟に感謝状が贈られました。
1日、消防から感謝状が贈られたのは、久留米市の小学5年生、奈須陽飛(はるひ)さんと、 弟で小学2年生の朔空(さくら)さんです。
ことし8月、同居する祖母の渡辺トヨコさんが近くの住宅の木造デッキが燃えているのに気づき、2人は兄弟で協力して家庭用のホースで水をかけ、初期消火を行いました。
火は最終的に消防によって消し止められ、大事には至らなかったということです。
■兄・奈須陽飛さん(11)
「すぐ火を消さなきゃと思って、すぐ弟に知らせてホースを持って行ってもらって火を消しました。」
■弟・奈須朔空さん(7)
「隣の家が燃えるかもしれないから、ちょっと怖かった。」
久留米消防署の仲賢一郎署長は、兄弟の勇気ある行動をたたえていました。