連日続いた真冬のような寒さから一転、21日は暖かい一日となりました。22日以降もこの陽気が続く予報です。春の訪れを告げるサクラの開花は、もうすぐです。

21日、気象台の標本木を見に行くと。

■中村安里アナウンサー
「まだ咲いてはなさそうですね。近くで見てみると、緑に色づいていますね。もう少しといったところでしょうか。」

開花は、もう少し先になりそうです。

■福岡管区気象台 観測指導官・橋本真平さん
「咲く前は殻がとれて緑の状態になっていくのですが、まだそういう状態には至っていません。ただ、来週あたりは暖かくなる予報になっていますので、サクラの成長も順調にいくのではないかと思っています。」

今週前半には福岡県内でも雪が降るなど、季節外れの寒波の影響で真冬並みの寒さが続きました。

今後は最高気温が20℃を超える日が続き、日本気象協会では、サクラの開花を平年より3日遅い25日と予想しています。一般的に、寒暖差が大きいと開花しやすいということです。