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小学校で…お寺で…天草市で続く”紙芝居で平和を訴える”取り組み

2024年4月30日 19:19
小学校で…お寺で…天草市で続く”紙芝居で平和を訴える”取り組み

ロシアのウクライナに対する軍事侵攻や、イスラエル軍によるガザ地区への攻撃が続くなど世界では今も戦争が続いています。そんな中、天草市で、紙芝居で世界平和を訴える取り組みが続いています。

(紙芝居)
「その背中のリュック何が入っているの?」
「イスラエルの女の子は答えました」
「私たちの国は戦争しているから、すぐに逃げられるように大事な物は持ち歩いているの」

3月、天草市の栖本小学校で行われた紙芝居。語っているのは、天草市河浦町にある「世界平和大使人形の会」です。紙芝居や折り鶴で戦争や平和について伝え続けています。

■児童
「他の国が困っている時に、助け合ったり、仲間、敵など区別をせずにみんな仲良くなって平和になっていくことを願いたいです」
■児童
「戦争は一番偉い人が決めて、その国の全員が戦争をしたいわけではないので、自分勝手だなと思いました」

■世界平和大使人形の会 櫻田京子理事長
「子どもたちが真剣に聞いてくれて、平和について考えてくれた。子どもたちには、そういう気持ちを持って今から大きくなって欲しいなと思います」

会の活動は学校だけでなくお寺でも。この日は集まった約100人を前に紙芝居が披露されました。太平洋戦争の時、特攻隊員だった芳證寺の先代住職。戦争で軍部に回収された寺の梵鐘を平和の願いを込めて作り直したといいます。

■芳證寺 村上和光住職
「毎朝、毎夕、平和の尊さを感じて梵鐘をついています。紙芝居が、改めて平和の尊さを皆様方に考えていただく素晴らしい機会になったと思っております」

紙芝居で、梵鐘で…地域に平和を伝える取り組みが続いています。

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