出荷見込みは"11億267万枚" 有明海で養殖ノリの種付け解禁
有明海で養殖ノリの種付けが解禁され、県内の生産者が網の張り込み作業を行いました。
玉名市沖の有明海では、夜明け前から漁船が次々と海に出て、幅1.8メートル、長さ20メートルの網を海面に広げる作業を行いました。網にくくられた袋にあるのは牡蠣の殻で、ここにノリの胞子を付けて、海に広げていきます。
ことしは暑い日が続いたため、例年より1週間ほど遅い解禁となりました。
■大浜漁業協同組合・木山義人組合長
「1枚でも多く出荷できるように生産者は頑張っていくと思います」
12月上旬には収穫作業が始まる予定で、県内全体で今シーズン11億267万枚の出荷を見込んでいます。