熊本豪雨で被災 校舎が解体された球磨村の渡小学校閉校式 4月から3小中学校再編
2020年の熊本豪雨で被災し、去年校舎が解体された球磨村の渡小学校が3月末で閉校するのを前に3日、閉校式が行われました。
かつて校舎があり、今は更地となった広場で行われた閉校式には、在校生や卒業生のほか地域の住民など約300人が出席しました。渡小学校は、4年前の熊本豪雨の時、球磨川のはん濫で大きな被害を受けました。校舎は解体され、子どもたちは現在、離れた場所にある仮設校舎で学んでいます。
かつて校舎があり、今は更地となった広場で行われた閉校式には、在校生や卒業生のほか地域の住民など約300人が出席しました。渡小学校は、4年前の熊本豪雨の時、球磨川のはん濫で大きな被害を受けました。校舎は解体され、子どもたちは現在、離れた場所にある仮設校舎で学んでいます。
球磨村は、児童数の減少などから村内の3小中学校を再編し、ことし4月から小中一貫校「球磨清流学園」とします。
■住民
「閉校は寂しいの一言ですね。清流学園で子たちが楽しくいられれば。子たちが幸せならそれが一番」
1874年に開校し、これまで5358人を送り出してきた渡小学校。3月末、149年の歴史に幕を下ろします。