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【野菜が高い】買い控えが起きる中、売り手も買いやすいよう取り組み

2024年5月23日 19:18
【野菜が高い】買い控えが起きる中、売り手も買いやすいよう取り組み

価格の高騰が続く野菜。特に価格の上げ幅が大きいのが、キャベツやレタスなど葉もの野菜です。消費者の買い控えが起きる中、新鮮な野菜を購入してもらおうとある取り組みが始まりました。

今年3月から4月の雨による日照不足などの影響で価格が高騰している野菜。特に葉物野菜が値上がりしていて、農林水産省によりますと、販売価格は去年の同じ時期と比べてキャベツは約2倍、レタスは約1.4倍となっています。

■買い物客
「野菜が高いのでメニューも限られてくるし、冷凍のものを使って日々やりくりしているところです」

消費者の買い控えが起きる中、イオン九州では5月26日まで「野菜・果物大放出」と題したイベントを開いています。

■清家康広アナウンサー
「こちらのキャベツ、1玉の値段を抑えるとともに、半分に切られた1/2カットの陳列数を増やすことで、購入しやすい工夫がされています」

嘉島町の店舗では普段1玉398円(税抜)で販売しているキャベツを298円に。半玉を148円(税抜)と価格を抑えて販売しています。

■イオン九州では2月26日まで「野菜・果物大放出」と題したイベント
「普段はキャベツ1玉買うんですけど、高くなったら半分を買って様子を見ます」
■買い物客
「野菜を摂りたいと思っていますけど、高くなると控えるので小分けしてあると助かります」

普段は丸ごと並ぶブロッコリーも小分けで販売されています。

■イオン熊本中央店 農産主任 吉田英也さん
「お客様にたくさん野菜を摂って いただきたいと思いまして、地場の市場の仕入れを活用し、お買い得な野菜を豊富にお届けすることができるようになりました」

地元の市場からまとめて仕入れることで買い付け価格を抑え、消費者の野菜離れを食い止めたい。売り手側も工夫を続けています。

【スタジオ】
(緒方太郎キャスター)
毎日のように口にする野菜の値上げは痛いので、家計にとってもうれしい試みですね。

(平井友莉キャスター)
熊本大同青果によりますと、野菜の価格はゴールデンウイークがピークで、少し落ち着きつつあるものの、6月から7月まではもうしばらく高い状態が続きそうだということです。

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