標準家庭で月2300円 九電の電気料金6月から値上がり エアコンの節電術は
九州電力の家庭向けの電気料金が、6月から値上がりする見通しとなりました。標準家庭で月に2300円の値上がりです。
ウクライナ侵攻などに伴う世界的な燃料価格の高騰から高値が続いてきた電気代。国が出していた補助金が5月使用分までで終了することで、九州電力管内では、6月使用分の電気料金が標準家庭で1750円値上がりします。
再生可能エネルギー普及のために上乗せされる賦課金などを加えると、値上がりする額は月に2300円。九州電力の料金の去年6月からの上昇率は43.8%で、関西電力に次いで高くなる見込みです。
家計を直撃する事態に街の人は。
■街の人
「何でも値上がりしている中の電気代の値上げは、正直勘弁してほしいかなっていうのはありますね」
特にこれからの季節、多くの電力を費やすのがエアコンの「冷房」です。
■街の人
「子どもたちもいるので、一日中つけっぱなしにするので電気代がかさみますね」
■街の人
「冷房を抑え気味に使わんとですね」
効果的な節電術をダイキンに聞きました。
節電となる設定を調べると、
①風量設定は「弱」より「自動」に。
②風向きの設定は「ななめ下」より「水平」に。
③設定温度を1℃下げるより、温度を変えずに風量を「強」にすることで、消費電力の量が約半分になるといいます。