「つながりの大切さ改めて実感」熊本保健科学大学の卒業式 コロナで制限多い大学生活
熊本市で15日、熊本保健科学大学の卒業式と修了式が行われました。
新型コロナの影響で、この3年間は卒業式に保護者が参加できず、学科ごとに分かれて行っていましたが、今年は4年ぶりに制限のない中で、学部生や大学院生などあわせて379人が旅立ちの日を迎えました。
卒業生たちは、実習先の病院が確保できず大学内で実習を行ったり、オンラインでの授業が中心になったりするなど、制限が多い大学生活となりました。
■卒業式答辞 山口桃茄さん
「思うような大学生活が送れず、不安ややるせなさもたくさんありましたが、その一方で、人とのつながりの大切さを改めて実感することができました」
卒業生は大学で学んだことを活かし、それぞれの道へ進んでいきます。
■卒業生
「患者さんひとりひとりに寄り添えるような臨床検査技師になりたいです」
■卒業生
「修士をとって道を広げたいと思って、大学院を志望しました。自分の知識だけに固執しないで、ほかの人からの話や知識も加えながら切磋琢磨していきたい」