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「宿題は大丈夫?」夏休み残りわずかの中高生を救おうと熊本市教委が初めての試み

2024年8月27日 19:18
「宿題は大丈夫?」夏休み残りわずかの中高生を救おうと熊本市教委が初めての試み

夏休みも残りわずかとなり、宿題が終わらずにあわてている中高生を救おうと、熊本市教育委員会が初めての試みを行っています。

8月26日、熊本市中央区の書店に突如、現れたこのスペース。そこにいるのは中高生と大学生です。ここで開かれていたのは「中高生集まれ!みんなの教室」です。

熊本市教育委員会が中高生を対象に企画したもので、県内の大学生がボランティアで参加しています。中高生は、大学生に夏休みの宿題でわからないところを教えてもらったり、進路の相談に乗ってもらったりすることができます。

■中学1年生男子
「自分の部屋は、周りにマンガやゲームがたくさんあるから、すぐベッドに寝転んでマンガを読んじゃう。でもここは、そういうのができない。集中できますね」

■中学1年生女子
「父のすすめで来ました。ここでは教えてくれる大学生もいて、集中できる。明日も来るつもりです」

■大学生
「年齢は違うんですけど、楽しく勉強を教えることができています。私が中学生の時はコロナ禍で、全くこういう機会がなかった。自分で孤独に勉強することが多かった」

熊本市教委には、交流の場にしてもらおうという狙いもあるようです。
■熊本市教委地域教育推進課主査 本間勝也さん
「学校でもない、家庭でもない居場所作りに取り組んでいこうと思っていた。2学期の直前で夏休みの宿題を大学生に教えてもらう。その中で、子どもたちの悩みや話を学生と一緒にする、そういった場所をつくろうと企画です」

申し込みは不要で、28日も午後1時から5時まで開かれます。

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