熊本県内初の夜間中学｢県立ゆうあい中学校｣の開校式と入学式が11日、行われました。

ゆうあい中学校に入学したのは、15歳から87歳までの生徒31人です。新入生は、これまでの学習状況などによって3学年に分かれ入学しました。

式では、熊本県教育委員会の白石伸一教育長が開校宣言を行い、小原ひとみ校長が｢学ぶことは、自ら新たな道、新たな自分を切り開くこと。仲間とともに一つずつ学んでいってほしい｣とメッセージを送りました。また、シンガーソングライターの樋口了一さん作詞作曲の校歌が披露されました。

■1年生
「いろんな年代の方がいるので、いろんなことを若い方の方からも学び、ご年配の方からも学び、ふれあいができたらなと思ってます」

■2年生
「中学校でできなかった勉強というのをやり直して、自動車に触れる仕事につく夢をかなえるためにも頑張っていきたいです」

本格的な授業は15日(月)から始まり、オンラインでも行われます。