足湯の会話で必要な支援を聞き取り 阪神・淡路で生まれた「足湯ボランティア」
七尾市にある集会所で行われたのは、阪神・淡路大震災をきっかけに生まれた「足湯のボランティア」です。
被災者に束の間でも心を休め疲れを癒してもうとともに、会話を通じて、必要な支援を拾い上げる狙いがあります。関西から駆け付けた大学生らが、被災者の心と身体にぬくもりを届けました。
ボランティアの大学生:
「趣味はあるんですか?」
足湯を体験した人:「温泉行くのが好きだけど、だからこれが1番好きかも」
ボランティアに参加した馬場玲妃さん:
「私は被災した経験はないんですけどその方の話から今の自分に何ができるのかを少しでも考えていきたい」
ボランティアに参加した富森暖さん:
「ちょっとでも温かい気持ちを届けられたらと思っています」
足湯を体験した人:「涙出るほどうれしい」
ボランティアの大学生:
「きょう初めてで緊張したんですけど、そんなこと言われたら嬉しいです」
足湯を体験した人:「1日でも生きるよ頑張って生きる」
あすは、輪島市の輪島高校で行う予定で、神戸から能登へ届けられたぬくもりで、心と心をつないでいきます。