渓谷の美しさとご当地スイーツを堪能 “鶴仙渓の川床”ことしもオープン 石川・加賀市
360度の絶景の中、川面に浮かぶ癒やしの空間。山中温泉観光協会などが毎年設置している鶴仙渓の川床です。
ことしで18年目を迎え、加賀の春から夏を彩る風物詩としてすっかり定着しました。
オープン初日の2日は、地元の関係者らがシーズン中の安全や盛況を祈りました。
そして、こちらの魅力はなんといっても…
山下 実々 記者:
「こちらでは、川のせせらぎを聞きながらスイーツも楽しめるということで、さっそく観光客が訪れています」
地元出身の料理人道場六三郎さん監修のスイーツ「川床ロール」などを味わいながら、風情あるひと時を楽しめます。
神奈川からの観光客:
「とってもおいしいですよね。お菓子もおいしいし、景色も素敵ですし夫婦で満喫しております」
観光協会によりますと、北陸新幹線の敦賀延伸などを受け、昨シーズンの川床の利用客は約2万3500人と、前年より1割程度増えているということです。
山中温泉観光協会・桂田 史郎 会長:
「関東近辺のお客様は増えましたね。外国の方も増えていますし、多方面からきていらっしゃるのは実感しています。ことしは川床と街なかのイベントも何かつながりを持たしていくことを考えています」
川床の営業は11月末までで、今シーズンは約2万5000人の利用を見込んでいます。