2年連続介護福祉士の国家試験に全員合格 東奥学園高校福祉科 青森市
県内で唯一高校在学中に介護福祉士の受験資格を得られる東奥学園高校福祉科が2年連続で国家試験に全員合格しました。
県庁で宮下知事に全員合格を報告したのは、この春東奥学園高校を卒業し、地元の六ヶ所村で介護福祉士として働く土橋愛海さんたちです。東奥学園高校福祉科はことし1月に行われた介護福祉士の国家試験で29人全員が合格しました。全国の合格率は82.8パーセントでした。受験直前の冬休みにも講習を受けて対策し、模擬試験を繰り返して力をつけたということです。全員合格は2年連続で、今回合格した29人中21人が県内で介護福祉士として働いています。
★土橋愛海さん
「高校では高齢者を中心に勉強していたため障がい者の特性についてもっと勉強したい」
報告を受けた宮下知事は「社会を支える仕事なので県として労働環境の改善などに取り組んでいきたい」と応援していました。