世界自然遺産の秋 十二湖の『青に映える紅葉』
深浦町の国定公園十二湖の紅葉です。
赤や黄色が湖面の青に映える美しい姿を見せています。
深浦町にある国定公園 十二湖では紅葉が見ごろを迎えています。
10月中旬ごろから色づきが始まったカエデやブナは、きれいな黄色や赤に染まりました。
広がった湖面にも鮮やかな紅葉が鏡のように映し出され、幻想的な世界が広がります。
1年を通して人気の「青池」には、今日もたくさんの観光客が集まっていました。
日の光を受けて群青色に輝く湖面の上に赤い落ち葉が浮かぶ、この時期ならではの装いを楽しむことができます。
★名古屋から
「池の青さがとても際立っていて素敵ですよね」
★大阪から
「こんな山深いところにこんな景色があるというのはちょっとびっくりです」
「紅葉の背が高いのでアーチの中をずっと通っている感じで、関西とは全然違う紅葉で大感動しています」
十二湖といえば世界遺産・白神山地のブナ林。
青池の奥に広がるブナの木々も黄色く色づき、秋の爽やかさを感じながら散策を楽しめます。
長年十二湖でガイドをしている板谷さんも、秋の装いの十二湖について…。
★十二湖森の会 板谷正勝さん
「今が真っ盛りもうちょっともうちょっとと言っているうちに、こんど風が吹けば散るし とにかく今が真っ盛り」
「葉っぱが(池に)落ちているのもまたいい」
★名古屋から
「天気も良いし風がないから湖面にみんな木も紅葉も映っていてそれもすごくきれいで」
十二湖の中にある「森の物産館キョロロ」では、十二湖を散策したあとにおすすめの商品を販売しています。
十二湖の新しい名物にしようと、おととしから販売している「青池サイダー」です。
青池をイメージした鮮やかな青色が特徴で、爽やかな炭酸が疲れた体に染み渡ります。
また「青池サイダー」を使ったソフトクリームも、ことしから販売を開始しました。
県産牛乳を使ったバニラと合わせたミックスも人気です。
★観光客
「おいしい こういう所で食べるのどうなのかしらと思っていたけど、けっこうおいしい」
十二湖の紅葉は来月上旬ごろまで楽しむことができそうです。