まもなく「弘前城菊と紅葉まつり」 50種類の花で彩られる2年ぶりの新作フラワーアートは? 青森県弘前市
来月1日から始まる「弘前城菊と紅葉まつり」に向けて弘前公園では準備が進められています。2年ぶりとなる新作のフラワーアートは弘前城の守護神の1つがテーマとなっています。
弘前公園ではカエデや桜の葉が色づき始めました。
弘前市公園緑地課によりますと、温暖化のため紅葉の見頃が年々遅くなっておりことしは今月末から来月中旬まで見頃だと予想しています。
園内では呼び物の1つ、巨大フラワーアートの制作が行われており、櫻田市長が激励に訪れました。
2年ぶりとなる新作のアートは「彩巡玄武」で、弘前城の北の方角を守る守護神・玄武がテーマとなっています。
アートは高さ7メートル幅30メートルの大きさで、カメとヘビが竹細工でかたどられおよそ50種類4,100本の造花や生花で彩られる予定です。
アートの中央には花で彩られた岩木山と亀の甲羅が配置されます。
櫻田市長は市の職員時代に16年間組ねぷたを制作した経験から、フラワーアートの迫力が増すよう玄武やヘビの顔の向きについて制作責任者の阿部喜恵さんにアドバイスしていました。
★弘前市 櫻田宏市長
「顔の位置がちょっとひねってさらにひねる2段階ぐらいひねると迫力がぐんと増します勢いが出てきます それは組ねぷたの技術なので、今回のフラワーアートに生かしてもらいたい」
「見る方に感動を伝えられるものにしていきたい」
「弘前城菊と紅葉まつり」は来月1日から10日間行われます。