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めざせ津軽海峡横断ヨットレース 佐井村の有志がヨットの操船学ぶ

2024年5月7日 17:31
めざせ津軽海峡横断ヨットレース 佐井村の有志がヨットの操船学ぶ

佐井村で村の活性化に取り組む有志たちがヨットの活動を始めました。津軽海峡を横断するレースへの参加をめざしています。

去年の9月、佐井村の佐井漁港に集まった11艇のヨット。北海道の函館港までおよそ40キロ、津軽海峡を横断するヨットレースの出発式です。これまでに46回開催されています。先月27日から3日間佐井村の有志たちが函館市に滞在し、レースを主催する「南北海道外洋帆走協会」からヨットの操作などを教わりました。佐井村は2030年までに実現する村の活性化の取り組みの1つとして漁港にヨットハーバーをつくる目標を掲げています。「南北海道外洋帆走協会」に相談したところ、ヨット1艇を譲ってもらうことになりました。函館市滞在中、譲ってもらったヨットに乗り込んで函館山周辺の海にも出ました。

★日本で最も小さくかわいい漁村づくり推進PT 長島雄大さん
「エンジンを使わずにこうやって進んでいくんだなという新鮮さと風を浴びたり気持ちよさでとてもいい経験をしたなと思います」

ヨットレースのスタートやゴールになっている佐井村ですが、村から本格的に参加したチームはありません。まずはレースへの出場を目標にヨットの操作を学んでいます。

★日本で最も小さくかわいい漁村づくり推進PT 長島雄大さん
「(レースは)1つ注目される材料になるのかなと思うので、これをきっかけに函館と佐井、北海道と青森という形で交流がどんどん多くなっていければと思います」

目の前に広がる津軽海峡と生きる佐井村。ヨットレースが新しい村の名物になり、活性化につながることが期待されます。

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