ねぶた師の北村麻子さんが手がけたクリスマスねぶたが、東京の老舗百貨店や高級ホテルを彩っています。

★青森放送　長澤瑠璃子記者
「東京の老舗百貨店『松屋銀座』です　なんと正面のショーウィンドウにねぶたが飾られています」

ゲームのボタンを触るサンタクロースに、クレーンゲームのアームにつられた車のねぶた。
松屋銀座は地方共創プロジェクトの一環で、4年前からクリスマスに北村麻子さんが制作したねぶたを飾っています。
今年のテーマは「サンタとゲーム」。
世界的なグラフィックデザイナー佐藤卓さんとともに手がけました。
お披露目初日の今日、麻子さんと佐藤卓さんが完成したねぶたを見て回りました。

★グラフィックデザイナー　佐藤卓さん
「いつも想像をはるかに超えたものを麻子さんが作ってくれるんですよ」

★ねぶた師 北村麻子さん
「私ひとりではできないような発想の新しいチャレンジをさせてもらっている」
「ねぶたの新たな可能性というものを見いだしていただけているのですごくありがたいことです」

そして麻子さんのねぶたは東京駅に隣接するこちらにも。

★青森放送　長澤瑠璃子記者
「28階に着きました　サンタとトナカイが出迎えてくれます」

松屋銀座のねぶたがきっかけで、200室の客室がある高級ホテルシャングリ・ラ 東京のフロントがある28階にも、今年初めてねぶたが飾られました。
初めて見るねぶたに多くの宿泊客が足を止めて見入っていました。
都内で見られる北村麻子さんのクリスマスねぶたは、松屋銀座とシャングリ・ラ 東京で12月25日まで楽しめます。