むつ市の夜景と1年のうち最も大きく見える月「スーパームーン」が競演し、訪れた家族連れがまたとない景色を写真に収めていました。

夕日が沈む昨日午後5時ごろ、太平洋の方向から赤みを帯びたスーパームーンが姿を現しました。
まちの明かりが徐々にともり始めた午後5時半ごろには、夜景「光のアゲハチョウ」も姿を現し、夜景とスーパームーンを一緒に見ることができました。
夜景と月の競演は、蝶が宝石を求めて飛んでいるような場面をつくり出しているとして「日本百名月」に選ばれています。
明るい月の光は太平洋や陸奥湾、田名部川などの水面を照らし、ふだんと異なる景色を見せていました。

★訪れた人
「（月との競演で）夜景がさらにきれいに見える気がします」
「（写真を）東京の友だちに送って見せてあげたいと思います」
「すごい感動しました」
「夫が千葉の方に単身赴任しているので（写真を）送ってあげようと思います」

光のアゲハチョウは今年7月、夜景を観光資源として地域活性化をめざす世界夜景遺産にも認定されました。
来月2日には認定を記念したイベントが開催され、来場者には鑑賞したことを証明する「御光印」が贈られる予定です。