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スギ花粉は去年の8倍?過去10年で最多の飛散量予想 2月中旬から本格化「早めの対策を」

2025年2月13日 17:44
スギ花粉は去年の8倍?過去10年で最多の飛散量予想 2月中旬から本格化「早めの対策を」

きょうの愛媛県内は冷たい北風が吹いて、日中の気温は10℃に届かない所が多くなりましたが、あすからは徐々に気温が上がり、週末は3月中旬並みの暖かさになる所もありそうです。そうなると気になるのが“花粉”です。

松山では先月25日に初めてスギ花粉が観測されましたが、ウェザーニューズによると本格的に飛び始めるのは2月中旬と予想されています。

去年の夏の高温で花粉の発生源となる雄花が生長し、今年は「表年」傾向で、瀬戸内地域では去年の8倍、過去10年で最も多い飛散量が予想されています。まもなく始まる花粉シーズン。対策は万全ですか?

きょう、松山市内のドラッグストアに併設された調剤薬局です。

レデイ薬局垣生店 佐川大介 薬局長:
「ちょっと(花粉症の症状が)出始めている人が多いかな。鼻水がちょろちょろ出はじめたりとか、鼻づまりがしてきたとか」

レデイ薬局垣生店では、松山でスギ花粉が初観測された先月下旬から、薬の処方を求める患者が訪れているといいます。

佐川さん:
「(花粉の量が)去年の8倍と聞いているので、患者の数も必要な薬の数も増えるのではないか」

患者が増えると心配なのが、年明けインフルエンザが大流行した時にも起きた、薬の在庫不足です。

この店では、あらかじめ薬の在庫量を前の年より増やして需要の増加に対応できる体制を整えたということです。

また、薬の販売エリアにも例年より1週間ほど早い先月上旬に、花粉症対策の特設コーナーを設置。本格飛散前の早めの対応を呼び掛けています。

佐川さん:
「鼻水とか症状が出はじめたらすぐに(薬を)飲み始めるのが 大事。大体(飛散の)ピークになる1週間か2週間前ぐらいには、飲みはじめていた方が、重症化が防げるといわれている」

いよいよ訪れる“花粉の季節”。対策はお早めに。

最終更新日:2025年2月13日 19:37
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