久万高原町で32.1℃ 梅雨時期の「熱中症」に注意!汗をかいて体を暑さに慣れさせよう
きのうの大雨から一転、夏本番を思わせる天気になった、きょうの県内。6つの地点で30℃を超える真夏日となりました。梅雨真っただ中の厳しい暑さ、気を付けたいのが。
チャンネル4取材班が向かったのは…平均標高800メートルの久万高原町です!きょう、今年一番となる32.1℃を観測しました。避暑を目的に訪れた人は…
松山市から:
「手に待たれているのは?ラムネが美味しいやろうなと思って暑いので」
松山市から:
Q何を頼まれた?
「ざるラーメン。ちょっと冷たいのが食べたかったので」
あまりの暑さに、道の駅では冷たいものを求める人が続出!中でも、ソフトクリームが次々売れていました。
さんさん久万高原 ファストフード部 正岡千歳部長:
「熱くなると半数以上がソフトクリームです。売れるのは午後からだとほぼソフトクリーム。200くらい出るときは全然ある」
Qおすすめは?
「オリジナルの星空ソフトで、竹炭のパウダーを入れて黒くしているが味自体は意外に 濃厚なバニラ味でそのギャップが皆さんびっくりされる」
つめた~いソフトクリームで、ほっとひと息。
一方、同じ久万高原町にある農園では…暑さの中、8月オープンの果物狩りに向けた準備が進められていました。
青木農園 青木正利代表:
「袋掛けをしている。リンゴの袋掛け。病気にかからなくするためとか虫からの被害を少なくするために」
久万高原町で生まれ育って60年以上の青木代表も…
「何もしなくても汗が出ます。気候が変わったというかこの2、3年は暑いですね」
農園では現在、およそ7種類のリンゴやブルーベリーなどを栽培していて、果物狩りのオープンは8月上旬を目指しています。
夏本番前の体に堪える暑さ。気を付けたいのが、熱中症です。
松山市健康づくり推進課 保健師 山岡恭子主任:
「この時期は湿度が高いことで汗をかきにくいっていうのが一つの特徴。汗をかくと気化熱で体温調節ができるんですけども、 その体温調節ができにくいというところが特徴になります」
松山市消防局の統計によると熱中症による救急搬送は7月と8月がピークですが、梅雨時期の6月も多くなっているのがわかります。すでに先月と今月で31人が救急搬送されていて、油断をせず対策をすることが大切です。
暑さ対策で重要なのが、汗をかく練習をして体を暑さに慣れさせることです。
山岡さん
「具体的にウォーキングだったり とか、そういったところを継続していって、大体2週間ぐらいすると獲得されてると言われてますので」
湯舟に浸かるのも汗をかく練習になるということです。
また熱中症の予防として、水分補給などに加え、暑さ指数の予測をホームページで確認し積極的に情報収集をすることも心がけてほしいとしています。
山岡さん:
「熱くなるよというようなことを知っていただくその上で外出とか運動とか、そういった計画を立てるという形がいいかと思います。外出する予定があるんであれば日傘を用意したりとか帽子を用意したりとか、飲み物を用意したりとかいう形で準備していただくと予防に繋がるかと思います」