×

最大9連休の年末年始で感染者増加か インフルエンザのピークはこれから

2025年1月7日 18:59
最大9連休の年末年始で感染者増加か インフルエンザのピークはこれから
テレビ宮崎
年末年始の長い休みの期間中、インフルエンザに感染した人は多くいたとみられ、宮崎市の医療機関では、診察を待つ長い車の列がみられました。

これは6日、X=旧ツイッターに投稿された宮崎市の清山市長のポストです。「9連休の間に発熱などで体調を崩された方がかなりいました」とした上で、「いま体調を崩すと医療機関には同様の患者さんがあふれています」とインフルエンザの予防を呼びかけています。

宮崎市の16の病院で定点観測された1週間当たりのインフルエンザの患者数のグラフです。3週間前、12月16日からの1週間の患者は872人でした。その次の週は1.6倍の1421人に増えました。先週は592人と減りましたが、これは、年末年始で病院が休みになり、報告数が少なかったためで、実際はもっと多い可能性も十分あるということです。

例年、インフルエンザのピークはこれからです。

(愛泉会日南病院・峰松俊夫医師)
「日本の今後は、感染者が増えるのは間違いない。お正月で人がわっと動く。それを引き金にしてまた増えていく。おそらく2月から3月くらいがピークになるんじゃないかなと予想されている」

感染症に詳しい峰松医師によりますと、年末年始の9連休で人が多く動いたので、予想よりも早く感染のピークが来ることも考えられるということです。

受験シーズンも迫っています。咳エチケットやマスクの着用、こまめな手洗いや換気、さらに部屋を乾燥させないことも大切です。
最終更新日:2025年1月7日 20:05
テレビ宮崎のニュース