鍵の受け渡しが不要に 宮崎市・学校体育館に「スマートロック」導入
宮崎市は小中学校の体育館を暗証番号で開け閉め出来るスマートロックを来月から導入します。
これにより市民団体が体育館を借りる際、鍵の受け渡しが不要となります。
スマートロックは、宮崎市が管理する小中学校の体育館をスポーツや文化活動などで市民団体に貸し出す際に活用されます。
利用者はインターネットで施設を予約をする際に暗証番号を確認し、当日はボタンやタッチパネルで暗証番号を入力するだけで体育館の開け閉めができます。
(宮崎市 清山知憲市長)
「物理的な鍵を学校で例えば教頭先生が利用者に渡すとか、回収するなど手間も省けるし、非常にスマートな体育館の利用方法になるのでは」
また、いつ誰が体育館を開け閉めしたかデータが記録されるため、利用日誌の記入が不要となり市側のチェック業務も省力化されます。
スマートロックの導入費用はおよそ3750万円で、宮崎市は来月7日から市内21の小中学校でスマートロックの運用を始め、来年度には全ての小中学校に導入されます。