55歳以上の人の就職を支援するイベントが17日、山形市で開かれました。

　このイベント「わくわくシニア応援！おしごとフェア」は、県内の人手不足の解消や、仕事を求めるシニア世代と企業の効果的なマッチングを図ろうと、山形県の委託事業として去年から実施されています。
　会場の山形市の山形ビッグウイングでは、社会保険労務士による就職応援セミナーにおよそ100人が出席しました。シニア世代が再就職を効率よく行うコツが紹介されました。

楠本香織社労士
「1月から3月にかけては役所関係の求人が出ている。ですので、事務を希望する方は年明けのタイミングを狙って仕事を探すのがいいかもしれません」

　また、県内32の企業が参加した合同企業説明会では、参加者が企業の担当者に社風や雇用条件などを熱心に聞いていました。

参加者
「1つの会場でいろんな会社の話が聞けるので、すごく便利です」
山形県雇用・産業人材育成課太田健一課長補佐
「多くの分野で人手不足が課題となっているので、フェアに参加した方が一人でも多く就職につながればと思う」

このイベントは今月20日に三川町いろり火の里でも開催されます。