「薬物に手を出さないで」山形駅で若年層に呼び掛け SNSが発端のケースも
薬物乱用の防止を呼びかけるキャンペーンが18日朝、山形県内9つの駅で一斉に行われました。
このキャンペーンはパチンコ業者などで組織する「県遊技業協同組合」が、薬物乱用を防ごうと毎年行っていて、組合員41人がJR山形駅や鶴岡駅など県内9つの駅に分かれ呼びかけました。このうち、JR山形駅では、「薬物乱用はダメ。ゼッタイ」と書かれた蛍光ペン900本が用意され、高校生らに手渡していました。
最近は、SNSの普及で違法薬物が若年層の間で手に入りやすくなったとされています。
高校生
「自分のことは自分で守らないといけないと思うので、SNS関係も自分で気を付けていきたいなと思う」
県遊技業協同組合 星川忍課長
「興味本位や好奇心で薬物に手を出さないでほしいと思う」
山形県警によりますと、ことしに入って県内で違法薬物の所持や使用で摘発された人数は、8月末時点で21人に上ります。