8日、国会で「陳謝」するよう求められていたNHK党のガーシー参議院議員が参議院本会議を欠席しました。今後、「除名」処分となる可能性が高まっています。

尾辻参院議長「ガーシーくんの出席が得られません。ガーシーくんは院議に従いませんから、議長はこれを院内の秩序を乱すものと認め、議員ガーシーくん懲罰事犯の件を懲罰委員会に付託いたします」

ガーシー議員が本会議で陳謝しなかったことを受け、尾辻参院議長は、更なる処分を検討するよう懲罰委員会に付託しました。

立憲民主党・水岡参院議員会長「この期に及んで登院されない、陳謝をされない、院議に従わない。こういったことについて、私たちは許せないと思っています」

ガーシー議員のさらなる処分について、ある参院自民党幹部は「除名にすることで与野党は一致している」と話しています。早ければ来週15日の本会議で除名処分を決めることも検討されています。

ガーシー議員は、今月中には帰国する意向を示していますが、除名処分となり国会議員の資格を失う可能性が高まっています。