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「陳謝動画」参議院が“拒否”…ガーシー議員「クビみたいな話があればどうぞ」 懲罰委員「もう除名しか…」

2023年3月8日 1:24
「陳謝動画」参議院が“拒否”…ガーシー議員「クビみたいな話があればどうぞ」 懲罰委員「もう除名しか…」

NHK党のガーシー参議院議員は8日の国会での「陳謝」を求められていましたが、7日、自身のSNSで帰国しないと明言し、「クビみたいな話ができるのであれば、どうぞしてください」などと述べました。ガーシー議員は参議院の議院運営委員会に「陳謝動画」提出しましたが、参議院は受け取りを拒否。懲罰委員会の委員からは「もう除名しかない」との声も上がっています。

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7日午後、NHK党のガーシー議員は自身のインスタグラムに動画を投稿しました。

NHK党 ガーシー議員(7日・インスタグラムより)
「もうみんな知っての通り、僕は帰国しません。今、帰るのが時期尚早だと、僕は判断したわけです。僕だけじゃなくね、僕のスタッフも含め、僕の仲間は9割がみんな帰国することを反対してます」

ガーシー議員は8日の国会で「陳謝する」よう求められていましたが、自身のインスタグラムで「帰国しない」と明言しました。

NHK党 ガーシー議員(7日・インスタグラムより)
「僕に対してアンチな意見、誹謗(ひぼう)中傷な意見、『国会出てないからお前クビや』みたいな話ができるのであれば、どうぞしてくださいって話です」

ガーシー議員は初当選から一度も国会に出席していません。本会議場での陳謝に代わって、「陳謝動画」を参議院の議院運営委員会に提出しました。動画でのガーシー議員はスーツ姿で、胸には議員バッジが見えます。カメラを真っすぐに見つめ、「リモートでの動画謝罪が許されるべきではないと分かっておりますが、陳謝動画を撮らせていただきました。ここに謹んで陳謝いたします」と話し、頭を下げました。

しかし、この動画は受け取りを拒否されました。

日本テレビの取材に対し、懲罰委員会の委員の1人は「もう除名しかない」と話しています。ガーシー議員は最も重い「除名」処分となり、議員資格を失う可能性が高まっています。

NHK党 ガーシー議員(7日午後・インスタグラムより)
「これだけは約束できます。必ず帰国します。みなさん、僕が帰国できる日を首を長くして待っていただけたら」

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一方、7日は、立憲民主党が入手した放送法の政治的公平性の解釈をめぐる安倍政権下の内部文書とされる資料をめぐっても、動きがありました。

高市経済安保相(7日)
「“私と安倍首相(当時)が電話をした”という会話の内容が書かれたような文書がございますけれども、そのような電話はしておりません」

立憲民主党が入手した文書は、安倍政権下に当時の礒崎首相補佐官が放送法の政治的公平性の解釈を変更するよう、総務省に迫るものでした。

松本総務相は7日、「全て総務省の行政文書であることが確認できました」と述べ、この文書について“本物の行政文書”であると認めました。一方で、「一部については、記載内容の正確性が確認できない」と強調しました。

文書の中で、当時の高市総務相に関するものは4枚あります。政治的公平について安倍首相と電話したとする内容や、担当者から説明を受けた高市総務相の発言とされる記載があったのです。そこには、2015年2月23日の発言として以下の文言が書かれていました。

「苦しくない答弁の形にするか、それとも民放相手に徹底抗戦するか」
「官邸には『総務大臣は準備をしておきます』と伝えてください」

これについて高市氏は3日の参議院・予算委員会で、自身に関する4枚は“ねつ造”だと主張していました。

高市経済安保相
「全くそれはねつ造文書だと、私は考えております」

立憲民主党 小西議員
「仮にこれがねつ造の文書でなければ、大臣そして議員を辞職するということでよろしいですね」

高市経済安保相
「結構ですよ」

“ねつ造でなければ議員辞職する”と答弁していました。

7日、高市経済安保相は改めて文書に言及しました。

高市経済安保相
「例えば、同席していたとされる方々にも確認し、私と認識は一緒でございました。内容が不正確であるということについて、確信を持っております」

――7日は“不正確”とトーンが緩んだ印象、今でも“ねつ造”という認識で変わらない?

高市経済安保相
「ありもしないことをあったかのように作るというのは、ねつ造であると思っております。そして、内容は不正確であるということでございます」

――引き続き“ねつ造”という認識?

高市経済安保相
「ええ、私に関して書かれた4枚については、そのように認識をしております」

改めて“ねつ造”との認識を示し、辞職を否定しました。

対する野党・立憲民主党の安住国対委員長は「(総務省と高市経済安保相の)どちらかがウソをついているってことになるんじゃないですか。役所がそんなことでウソをつくわけがないから、高市さんが言っていたことはやっぱりウソだったと、私どもは感じてます」と述べました。

野党側は引き続き、高市経済安保相の責任を追及していく方針です。

(3月7日放送『news zero』より)