参院代表質問 野党側、“政治とカネ”の改革姿勢問いただす
国会では石破首相の施政方針演説に対する代表質問が参議院で行われています。野党側は政治とカネの問題で石破首相の改革姿勢を問いただしました。中継です。
焦点となっている企業・団体献金を廃止するかをめぐり石破首相は改めて「禁止より公開」との姿勢を強調しました。
立憲・水岡参院議員会長
「政治とカネの問題に対する不信と怒りに率直に向き合い、本気の政治改革として法改正に臨む気持ちはありますか。あるならば具体的に何をどう取り組まれるのか、お示しください」
石破首相
「企業・団体献金につきましては、政治資金規正法の目的及びその基本理念を踏まえ、禁止より公開という考え方のもと、その透明性をさらに向上させるための法案を党において検討しておるところでございます」
立憲民主党の水岡議員は、教員の働き方改革をめぐり「教員の過労死が少なくないのは、“定額働かせ放題”が根本的な原因だ」として教員の処遇改善が必要だと迫りました。
これに対し、石破首相は教員の残業時間について「月20時間程度に達するまでに幅広い観点から、 諸課題の整理を行う」などと減らす努力が必要との認識を示しました。その上で、今の国会で「教員給与特別措置法」の改正を目指す考えを強調しました。