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山崎前副総裁、谷垣総裁に参院選公認求める

2010年1月6日 16:45
山崎前副総裁、谷垣総裁に参院選公認求める

 去年の衆議院議員選挙で落選した自民党・山崎前副総裁が6日、自民党・谷垣総裁と会談し、夏の参議院議員選挙で自分を公認候補とするよう迫った。

 山崎氏は、外交問題などでの自身の経験を生かすためにも、参院選の比例代表に自民党から立候補したい考えを伝え、公認候補とするよう迫った。これに対し、谷垣総裁らは「もう少し時間がほしい」と答えたが、山崎氏は「通常国会の前に決着をつけてほしい」と述べた。

 会談後、山崎氏は記者団に対して「いずれにしても参院選に挑戦することが基本方針だ」と述べ、公認を得られなければ他党からの出馬を検討する考えを示した。

 しかし、山崎氏は現在73歳で、「原則として満70歳未満」としている自民党の比例代表候補者の選定基準に当てはまらないことなどから、若手・中堅議員が慎重な対応を求めている。