山崎参院議長が年頭の辞
参議院の山崎正昭議長は1日、年頭の辞を発表した。
山崎参議院議長は「本年は先の大戦が終結してから70年の節目に当たります。戦後、我が国が歩んでまいった道のりは決して平たんではありませんでしたが、先人のたゆみない努力により、世界も驚くほどの高度成長を成し遂げ、多くの国民が平和で豊かな暮らしを実感できる時代を築き上げました」と述べている。その上で「我が国が将来にわたり豊かさを保ち、人々が安心して毎日を暮らしていくためには、解決すべき課題が山積しています」と指摘した。
また、「昨年11月に参議院通常選挙における一票の格差に係る最高裁判決がございました。本院はこの判決を重く受け止め、選挙制度の抜本的な見直しに向けた取り組みを鋭意進めてまいる所存であります」としている。