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小沢氏が責任言及「進退は本人が判断」首相

2010年2月1日 20:35
小沢氏が責任言及「進退は本人が判断」首相

 民主党・小沢幹事長は1日の記者会見で、自らの資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、1月31日に東京地検特捜部による2回目の事情聴取を受けたことを明らかにした。また、仮に刑事責任を問われる事態となれば、「責任は重い」と述べた。一方、鳩山首相は、あくまで本人が判断することだとしている。

 小沢幹事長は「昨日、都内において、3時間あまりの時間、(東京地検には)包み隠すことなく、すべて申し上げた。(Q進退問題は?)刑事責任を問われる事態は想定していないが、(もしそういうことが)仮にあるとすれば、責任は重いと」と述べ、刑事責任を問われた場合の政治的な責任に初めて言及した。

 一方、鳩山首相は「(刑事責任を)問われればと、その前の前提をいろいろとお話しされていましたからね。(進退は)ご本人が判断されることだと思います」と述べ、あくまで本人が判断することだとしている。また、小沢幹事長が2回目の聴取を受けていたことについても「捜査を冷静に見極めることが大事だ」と述べるにとどまった。