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石川被告、民主党を離党する方向で調整

2010年2月10日 12:17
石川被告、民主党を離党する方向で調整

 民主党・小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反の罪で起訴された民主党の衆議院議員・石川知裕被告は、党内外の厳しい批判を受けて、離党する方向で調整に入った。

 石川被告は、9日に地元の北海道で行った記者会見では「後援会から、離党や議員辞職をしないよう強い励ましを受けた。私に与えられた職責は果たしたい」と話していた。しかし、関係者によると、本人もかねてけじめはつけなければならないと考えていた上、党内や世論の厳しい批判を受けて離党する方向になった。議員辞職はしない考えだという。

 石川被告は、小沢幹事長らと調整の上、近く自ら発表したい考え。