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民主党・生方副幹事長、党の体質を批判

2010年3月20日 20:47
民主党・生方副幹事長、党の体質を批判

 民主党・小沢一郎幹事長を批判したとして解任が決まった生方幸夫副幹事長は20日、地元の千葉県で街頭演説を行い、「残念ながら民主党は小沢さんが白と決めれば全部白。そういう政党になったと思い上がったのが、(解任という)処置に端的に表れている」などと述べ、民主党の体質を厳しく批判した。

 また、今の民主党について「議員がきちんと力を発揮できない体制になっている」と、小沢幹事長に権限が集中している構造を批判した。さらに「小沢幹事長は国会の場で自らの(政治とカネの)問題を説明し、それでも国民の理解を得られなければ、しっかりとけじめをつけるべきだ」と述べ、あらためて小沢幹事長の辞任を求めた。

 一方、自民党・大島理森幹事長は20日、この問題で「民主党が政権を取って以来、独善主義がまかり通っている」とした上で、「数を持ち、権力を持てば持つほど、謙虚さ、公正さが必要だ」と、民主党の党の運営体制を厳しく批判した。