国葬の27日、九段坂公園に一般向け献花台 一方、出欠の対応は…
政府は、安倍元総理大臣の国葬当日に、東京・千代田区の公園に一般向けの献花台を設けることを決定しました。
政府は、国葬が行われる今月27日に、会場の日本武道館の近くにある九段坂公園に一般向けの献花台2台を設置することを決めました。献花できるのは午前10時から午後4時までで、献花前には手荷物検査が行われます。献花台には花だけが献じることができ、花は各自で用意するよう求めています。来場方法などは内閣府のホームページで周知するということです。
一方、国葬をめぐり執行部が欠席を表明した立憲民主党では、最高顧問の野田元総理が出席する考えを明らかにしたのに対し、菅元総理は「国会での十分な議論もなく、過去の例からも適切とは考えられない」と主張して欠席する意向を表明しました。鳩山元総理は日本テレビの取材に対し、「国葬の是非は国民が判断するものであり、基準が曖昧なまま岸田総理が判断したことはいかがなものか」と指摘し、欠席する考えを明らかにしました。
また、自民党でも村上・元行政改革担当大臣が「反対が多い中、なぜ強行するのか」などとして欠席する考えを示しました。