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首相「最強の体制にするために内閣改造を」

2011年1月13日 16:34
首相「最強の体制にするために内閣改造を」

 14日の内閣改造をめぐり、焦点となっていた仙谷官房長官の後任に民主党・枝野幹事長代理が内定した。こうした中、民主党の党大会が13日午後に開かれた。菅首相は党大会を乗りきった上で内閣改造に着手し、通常国会に向けて攻勢に転じたい構え。党代表として挨拶した菅首相は「最強の体制にするために内閣改造と党人事を行いたい」と述べた。

 菅首相「通常国会に向けて、党の体制、内閣の体制をより強い最強の体制にするために、党と内閣について体制を強化するための改造を行いたい。問責が出されたからとか、何か言われたからとかではありません。日本の改革をおし進めるために、どういう体制を作ることが最も強力な体制になるかという、この一点から新たな体制を作っていきたい」

 また、「平成の開国」というキーワードを何度も繰り返し、「日本の現状を自らの手で開国し、改革するという決意を確かめ合いたい」と述べ、あらためてTPP(=環太平洋経済連携協定)への参加に向けた協議を推進する方針を強調した。

 党大会では、4月の統一地方選挙での勝利を目指し、次の総選挙に備えた体制の確立を目指すなどとする活動方針を採択した。