ニュージーランド・クライストチャーチで現地時間２２日に起きた大地震で、派遣命令が出された日本の国際緊急援助隊を乗せる政府専用機が２３日午前、成田空港に到着した。準備が整い次第、午後１時半頃にニュージーランドに向けて出発する。

　緊急援助隊は、レスキュー要員の他、医師や看護師ら約７０人で構成されている。成田空港では結団式が行われ、準備が整い次第、成田を出発する。被災地のクライストチャーチ空港に着陸し、到着は日本時間２４日早朝となる見通し。

　また、菅首相は２３日朝、再び関係閣僚会議を招集し、対応を検討した。政府は今後も情報収集などを行う方針。