×

谷垣氏、党首討論で早期の解散・総選挙要求

2011年2月23日 20:51
谷垣氏、党首討論で早期の解散・総選挙要求

 菅政権で2度目の党首討論が23日午後、行われた。自民党・谷垣総裁は、民主党議員16人が会派離脱を表明したことなどから菅首相は党内も掌握できなくなったとして、あらためて早期の解散・総選挙を求めた。

 谷垣総裁「結局、もう一回、国民の声を聞いてしっかりと態勢を整え直していくしかない。党内も掌握できなくて責任はどうなるんだ。何が優先だ。筋違いですね」

 菅首相「予算も通さない、何もしないでこのまま解散することが、本当に国民の皆さんにとってプラスになると思って主張されているんですか。つまり、予算案と予算関連法案を成立させるというのが私たちの目標でありまして、それが年度内であることが望ましいことは言うまでもありません」

 一方、公明党・山口代表は、菅首相が03年当時、アメリカ軍の海兵隊は沖縄に駐留しなくてもいいとしていたことを指摘し、「いまだに不要だと内心思っているのではないか」とただした。これに対して、菅首相は「アジアの情勢もいろいろ変化している」などと否定した。